2013/06/26

AmTran、マルチ製品戦略で利益率アップを試みる

ディスプレイ&TV OEMメーカのAmTranは、今年マルチ製品戦略で利益率アップを試みている。同社会長であるChun-fa Wu氏の指摘によれば、同社は最近、台湾トヨタと提携し、強力な広告の下、Vizioの出荷は台湾で倍増すると予想される。加えて、同社は欧州の新クライアントへの出荷を開始し、LCD TV出荷は今年約300万ユニットになる見通しである。さらに、新たなハイエンドモニターのオーダに伴い、昨年比 50%増の300万ユニットに達する見通しである。LCD TV市場の成長の勢いは鈍化しており、AmTranは今年事業戦略を変更した。TV事業では、LEDバックライト、大型、4K2K、ネットワーキング等を手掛け、高規格製品を照準とし、利益拡大を図る方針である。昨年、50インチ以上のTVの出荷割合は出荷全体の10-12%となった。新4K2K 65インチと84インチ大型TVにより、大型の出荷割合は今年2Qに20%にアップすると予想される。AmTranのメイン市場は北米であり、同社は今年引き続き同地区での販売を拡大すると見られる。中国地区において、AmTranは3ブランドメーカのOEMであり、ミドル-ハイエンドの42インチ以上モデルを照準としている。さらにWu氏は、新しい欧州の顧客に対して、32~55インチのフルレンジの製品を今年2Qから出荷したと述べた。そして、トヨタの車を買うと50インチVizio TVが付いてくるなど、最近の台湾トヨタとの提携は、TVの出荷を押し上げると見られる。関連ニュースでは、AmTranは2012年の業績を発表した。それによると、2012年の連結売上高はNT$588億(約1764億円)となり、年間増率は4%となった。粗利益率は10%となり、税引き後利益はNT$21.9億(約65.7億円)となった。今年1Qの連結売上高は NT$64億(約192億円)となり、粗利益率は微減の9.3%となった。 (130622/BOC)

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