2013/06/22

TSMC会長: 台湾の4巨人がSamsungを個別に攻撃

台湾と韓国は常に互いに競合しており、特に先端産業において顕著である。TSMCの会長である Morris Chang氏の指摘によれば、Samsung Electronicsは"強敵"であるが、韓国には1社のライバルしかなく、台湾にはTSMC、HTC、MediaTek、Hon Haiの"ビッグ4"メーカがあり、それらが個々にSamsungを攻撃しているという。さらにChang氏によれば、Samsung はUS$2000億の最高の市場価値を持つ韓国企業であるが、Samsung以外の企業の市場価値ははるかに劣るという。この状況は台湾に酷似している。例えば、TSMCは台湾で最高の市場価値を持つ企業であり、市場価値はUS$1000億である。TSMCに次ぐHon Hai の市場価値はUS$300~400億である。Chang氏によれば、台湾での状況は韓国企業と似ており、韓国企業の台湾メーカに対する競争力には限界があるという。しかしながらSamsung Electronicsは、多種多様な製品を有しており、そのような多種多様な製品ラインを有する台湾企業はないという。Samsung Electronicsに対抗するには、台湾は"分割トップ"戦略を採るしかなく、各分野でトップ企業となることでSamsungに勝てるという。台湾にはファウンドリのトップメーカであるTSMCがあり、Samsungの半導体分野を凌駕している。モバイルフォンのブランドメーカであるHTCも、Samsungのモバイル通信部門を凌駕している。ICチップメーカのMediaTekもSamsungのIC部門に対抗し得る。Foxconnもアセンブリと他の生産ラインの未開の分野でSamsungに対抗し得るという。Chang氏は、それぞれの国にはそれぞれの優位性があり、台湾と韓国との熾烈な競争は今後も続くと考えている。 (130617/BOC)

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