2013/06/07

鴻海精密(HONHAI)が日本に研究・開発センター、FPDとタッチ技術を強化

鴻海精密(HONHAI)は6月31日、日本にFPD(フラットパネルディスプレー)とタッチパネルの研究・開発センター「Foxconn Japan RD Co.,Ltd.」を開設した。同社では日本の一流の人材を募集し、台湾の新竹、中国の龍華(広東省深圳市)、富士康清華ナノ・センター(同北京市)の各研究・開発センターの能力を組み合わせて技術力強化を図ると表明した。6月1日の聯合報、工商時報、中国時報、蘋果日報が伝えた。
同社のシャープへの資本参加は依然として結論が出ていないが、同社としては日本との提携に対する興味を捨てておらず、今回の研究・開発セーターの開設は、日本との提携の方式を従来のシャープとの提携から独自路線に変更することを意味するものとみられている。
同社が今回開設した日本の研究・開発センターは、FPDとタッチパネルの技術開発に従事し、主な対象は携帯電話端末、ノートパソコン、デスクトップ型パソコン、タブレットPC、携帯式テレビ、一般テレビ、医療機器、教育用機器、屋外スクリーンなどのディスプレイ技術となる。
同センターは現在のところ、鴻海精密が日本に持つ拠点である大阪の堺、神奈川の新横浜を主要な拠点とする。将来は需要を見ながら他の地区に拠点を拡大する。同センターの社長には、液晶専門家の矢野耕三氏を起用し、台湾、日本、中国の専門人材を統括する。
矢野耕三氏は、台湾の旧・広輝電子(QUANTA DISPLAY、現在はや友達光電=AU Optronics=に合併)の第5世代工場の建設に参加したことがあり、台湾の液晶パネル産業との関係が深い。
同社では同センターの開設に当たっての投資額は明らかにしていないが、初年の研究・開発経費は10億米ドルに上るとみられている。(130604 台湾通信) 

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