2013/05/24

■コラム■「グローバル化の中のアジアと日本のソフトウェア産業の方向性」

 電子産業においては、欧米に産業の起点を持つ製品が、技術移転と産業立地の転換を遂げる中で、アジア地域に産業シフトをしており、アジアの重要性が飛躍的に増大している。
 アジアの主要国や地域においては、それぞれの国や地域に特有の産業集積が進み、それぞれの国や地域に特有のビジネスモデルが形成され、発展してきた。特に、台湾などでは、スマイルカーブで描出される価値創造の形がビジネスモデルとして発展を遂げてきた。そして、先端的な台湾企業にみられるようなアジア企業の最近の活動は、世界の電子産業の価値連鎖やサプライチェーンに重要な変化をもたらし始めている。アジアの先端部分はもはやスマイルカーブの底辺だけにとどまる存在ではない。
 日本のソフトウェア産業のチャレンジ:アジア企業・アジア人人材との協働、前述のようなアジアの成長は、ソフトウェア産業にも大きな事業機会とチャレンジをもたらしている。日本のソフトウェア企業は、これまで、主としてスマイルカーブの底辺の部分を中国やインドなどにアウトソースするなどオフショア開発を軸とするソフトウェア開発事業を進めてきた。ここで、筆者が、日本のソフトウェア企業を取り巻く環境を、プロジェクトマネージャを取り巻く環境という形で表せば、次の図のようになる。

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浦上 清



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