2020/05/21

台湾EMS大手のKinpo Electronics, Inc(金宝電子工業)が防疫対策製品を提供

 新型コロナウイルス (COVID-19) が世界中に爆発的に広がっている現在、台湾の大手EMSベンダーであるKinpo Electronics, Inc.(新金宝集団,金宝電子工業、NKG)がITや医療機器EMS工場の生産力を最大限に発揮し、また3Dプリンター技術、AI人工知能など製品の研究開発経験を生かして、防疫対策製品の生産に着手。
 4月30日に製品発表会が開催され、展示製品は人工呼吸器・マスク関連製品、さらにAI人工知能ロボット製品などを発表した。

(写真:金宝電子工業総経理沈軾榮氏、写真提供itmonth)

 Kinpo(金宝)グループが1973年に設立した英語名Kinpo Electronics,Inc.(金宝電子工業)は現在、東南アジアで最大のEMS(Electronic Manufacturing Foundry)であり、OEMプラス(OEMアップグレード)の方向へ積極的に事業展開していると述べた。
 今回のコロナウイルに対応するため、傘下XYZprinting(三緯国際)、新世代ロボット及び人工知能、麗宝ビッグデータなど子会社を統合して、人工呼吸器(一部3Dプリンタで部品の生産に投入した)これらの製品はすでにタイ、フィリピン、アメリカ等の工場で生産し現地国へ供給を開始。
 また、人工呼吸器など生産工場は医療機器製造環境及び品質管理標準ISO13485認証を取得した。
 人工呼吸器は医者、看護師向けに使いやすい設計で、呼吸頻度と空気供給が調整できる。さらに患者が自発的に呼吸するための圧力調整も支援する。
緊急生産部品の調達困難を解消するために3Dプリンタの利点を生かしてマスク部品製造や時間がかかる金型作りをなくし、素早く3D透明マスクカバー、3Dマスク、呼吸器減圧用調整ノブなどの製品を生産投入。

 もともとは介護や荷物の輸送、また警備で使われていたサービスロボットをオフィス用に改良し、画像処理と顔認証の技術を活用して、社員の体温測定や出退勤管理にも活用できるように改良した。

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