2020/04/10

台湾で「台湾グローバルワイヤレスプラットフォーム促進会(通称GloRa)」が発足しました

Acer(宏碁)グループ創設者の施振栄が発起人となり、「台湾グローバル無線プラットフォーム促進会/通称GloRa」(中国語:台湾全球無線平台策進会)が18日に創設セレモニーを実施し、交通大学/終身講座教授兼華邦講座教授の林一平が理事長となり、施振栄を名誉理事長に迎えて発足した。
今後、促進会では「GloRa」ブランドで台湾AIoT実用化のためのプロジェクトチームで活用を行っていく予定。
  会場ではSmart Frequency Technology Inc.(智頻科技)が様々な業種のネットワークにおけるGloRaテクノロジーの超遠距離通信応用事例が展示された。
  インダストリー4.0、スマートファクトリー、スマートトラフィック、消防や災害救助での応用、スマートシティといったIoTのさまざまな応用ジャンルをカバーし、数多くのソリューションの提案が大規模な石油化学業界や半導体メーカー、また基板メーカーにおいて実証実験を終えており、次々と導入が進んでいる。
GloRa技術を推進 AIoT応用から企業に大きな利益をもたらすことを期待
  施振栄のスピーチによると、「GloRa」軍の技術開発を行っている中山科学研究院から民間への技術移転であり、IoT分野での狭帯域無線送信技術に応用でき、この無線通信技術は世界の先頭を走っていることから、各種のAIoT応用シーンの無線通信と結び付けることができるという利点がある。
 これを踏まえて、この技術をGloRaと名づけ、当面は台湾企業をターゲットとするが、「王道を目指した活動」、つまり世界的なスタンダードを目指してグローバル企業にGloRa技術プラットフォームを推進していく意向である。
  台湾企業が多品種少量のAIoTソリューションで、あらためて「利益率で粗利30~40%」を獲得し、またそれ以上のメリットを出せるようになることを目指している。
  林一平理事長によると、施振栄の推進する「王道を目指す活動」とは、「価値と利益を生み出すプラットフォーム」により様々な業界がこのプラットフォームで活動できる場を提携することを指す。この方針をもとに参加する業界が手を組んで新しい価値を創造し、王道を目指す活動とはバランスのとれた利益を生む環境を作りあげること。これが同会創設の目的である。GloRaは無線通信を中心にした産学の共同創設プラットフォームであり、みんなが自分たちの長所を生かし、共に成果をあげていくことが期待されている。
GloRaで遠距離通信企業は周波数使用料無料 4G、5Gネットワークとの併用可能
 GloRaの通信距離はLoRaよりも長く、パケットエラー率も3%未満で、産業クラスの暗号化能力があるので、企業ネットワーク用途に最適であり、4G通信、5Gネットワークとの併用も可能だ。工業、科学、医療向け帯域での通信なので、毎月の周波数使用料を支払う必要がない。
会員は設備とソフトウェア業者、SI、クラウドサービス業者 AI、IoT、業種別ソリューションに係わる交流の場
  このほかではK-Best Technology Inc. (全波)、Smart Frequency Technology Inc. (智頻)、MediaTek Inc. (聯発科)、The SYSCOM Group. (凌群)、Protech Systems Co., Ltd. (南京資訊)、PROSPRISE INTERNATIONAL CORP.(常栄機械)といった顔ぶれで、交通大学、ITRI(工業技術研究院)、III(資策会)、TCA(台北市コンピュータ協会)、TwIoTA(台湾IoT産業技術協会)といった機構も含まれており、AI、IoT、企業ネットワークといった異業種間の交流を進めて、会員がインダストリー4.0、スマートファクトリー、スマートトラフィック、スマートシティなど業種を跨いだ分野でのソリューションの提供、市場参入、事業拡大できるよう協力する。
画像:交通大学林一平教授(前列左から3番目)理事長、Acer Inc. (宏碁)創設者 施振栄(前列右から3番目)が名誉理事長に就任、企業ネットワーク超遠距離通信による業種別ソリューションを展示。

コメントを投稿