2017/08/04

Computex2017レポート<24>Computexの出展製品は「最先端」ではなく「実用先端」を重視

■機関誌「交流」7月号vol.916のComputex2017レポートでは「Computexは最先端技術の展示会ではない」という点を書いた。キーワードは「実用先端」である。誤解を恐れずに言うと、Computexとは先端技術の完成度の高さを競う展示会ではなく、市場が求めている製品を実用的な先端技術を駆使し、安定した品質の量産体制を整え、世界に供給するための製品を展示する場である。
残念ながらComputexには自動運転技術や8K・16K技術、ビックデータや第五世代の通信技術はない。むしろ家庭やオフィスでいま必要とされている製品やソリューションが主役だ。SmarTEXでは半年から一年後ぐらいに製品化を控えている技術やソリューションが数多く登場する。高付加価値を追求するのではなく、必要十分にしてコストパフォーマンスのよい製品を、安く大量に供給していくことが台湾ベンダーの強みであり、そこがComputexに世界中からバイヤーが集まる理由である。
そういう意味で、繰り返しになるがComputexの展示の中で最もComputexらしいと言えるのがSmarTEXエリアである。言い方は少し乱暴かもしれないが、日本の大手企業では内部で恐らく企画が通らないような製品も数多くブースに並ぶ。まずはアイデアを形にして、バイヤーの反応を見る。完成度を上げていく取り組みはバイヤーの反応次第。市場のニーズに合わせて少しずつ完成度を上げていくための作り込みを行う。開発者のそんな熱い思いを感じることができるのがSmarTEXエリアの製品なのである。「Computexの中で最もComputexらしいところ」と言える由縁がここにある。詳細はTCA東京事務所と検索の上、Computex2018関連のページにて。
ここからは今年のComputexに出展されていた製品の中から筆者が注目した製品をいくつか紹介したい。製品に関する問い合わせはTCA東京事務所までご連絡いただきたい。日本のマスコミでは報道されないような製品を集めてみた。

来年のComputex2018会期は2018年6月5日(火)から9日(金)までの5日間です。来年に向けてComputex事前勉強会を隔月で実施中。事前勉強会、Computex2018視察及び出展にご興味がある方はTCA東京事務所まで、電話またはe-mailにてお問い合わせください。
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■Computex2018 & InnoVEX2018 開催概要
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≫Computex2018とは製品調達及び海外におけるパートナー探しの展示会
≫InnoVEX2018とはベンチャーが集まる「ピッチ」と「技術出展」のイベント
http://www.computex.biz/computextaipei/2018/
主 催:台北市コンピュータ協会(TCA)、台湾対外貿易発展協会(Taitra)
会 期:Computex2018 6月5日 (火)~6月9日(土) 5日間
InnoVEX2018 6月6日 (水)~6月7日(金) 3日間
時 間:午前9時半~午後6時まで (ただし、最終日は午後4時まで)
会 場:台北世界貿易センター (信義区3会場)、南港ホール(南港地区)
InnoVEX2018 世界貿易センター第3ホール(信義区) 
出展規模:Computex 1,600社、5,010小間(2017年実績)
InnoVEXベンチャー企業272社(2017年実績)
ピッチエントリー企業100社/セミファイナリスト28社/ファイナル8社、優勝賞金100万ドル
海外からのバイヤー登録者167の国と地域から41,378人(2017年実績)

■Computex2018視察/出展に関してはこちらのサイトをご覧ください。

http://www.tcatokyo.com/Computex01.html

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