2016/03/20

■Microelectronics■空気品質監視デバイス「Air Mentor」

Computex 2015で賞(d&i Award)を獲得した空気品質監視デバイス「Air Mentor」、開発者であるMicroelectronics Corp(擎亜国際科技)は今年も「Air Mentor」を展示予定。

空気品質監視デバイス「Air Mentor」
空気品質監視デバイス「Air Mentor」とは二酸化炭素、一酸化炭素、揮発性有機化合物(トルエン、フロン、ホルムアルデヒドなど)、PM2.4やPM10といった空地中の浮遊微粒子、温度、湿度などをセンサーで情報収集。
それをもとにユーザのスマートフォンに警告を出すだけではなく、マスクや空気清浄機の利用、外出を抑制など、適切な措置をアドバイスする。
また、本体にも多色LEDが搭載されており、各種センサーの数値をもとに「空気品質」を計算し、品質が悪くなる毎に、「ブルー→緑→黄色→オレンジ→赤」と色が変化することで、空気品質の「見える化」を実現。

技術的には難しいことは少ない
上記を計測するためのセンサーはPM2.4やPM10なども含めて普通に売られている部品。利用が難しい目新しい技術というわけではない。ただし、製品開発のこの着眼点がこの製品の命である。
こういったセンサーをビルや工場のあちこちに分散設置し、それを無線ネットワークで結んで情報収集し、ビルや工場の効率の良い温度・空調管理を行ったり、また排気管理を行ったり、大規模なセンサーネットワーク構築してサービスを提供するケースはあった。

企画・アイデアの勝利
しかし、こういったネットワークの構築はそれなりに費用が掛かり、手軽に利用できるのではない。
複数のセンサーを1台の機械に集中して搭載し、室内の「空気品質」としてLEDライトの色で分かりやすく見せることで、個人でも楽しんで使える製品にするというのは、技術的には簡単でも、意外に誰も思いつかなかったアイデア。
デザインも個人を意識して三角形のおしゃれなデザインになっている。まさしく企画・アイデアでの勝利といえるだろう。

技術を持つものが革新的とは限らない
最近取り上げられることが多いシャープだが、テレビのブラウン管、電子レンジのマグネトロン、LSI電卓のLSI(半導体)など、シャープが送り出した世界初・日本初の商品のキーデバイスはほとんど他社からの供給だった。
技術を知り、取り入れ、ニーズを作り出すことも革新的な製品を作る方法であることを過去の先達は教えてくれている。「Air Mentor」を見るとそれをまた思い出す。
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Microelectronics Corp.
擎亜国際科技
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http://www.coasia.com
https://www.air-mentor.com/
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