2016/03/28

■AptObject■IoT/センサーネットワークの先駆者

IoT(Internet of Things)という言葉がメジャーになる前から、IoTやセンサーネットワークでハードとソフト両方に強みを持つ台湾の中小企業として、台湾の研究開発機関などで密かに評判の会社、AptObject(儒毅科技)、IoTへのこだわり、コストを抑えたモノづくりを行っている。
AptObjectのコンセプトはワイヤレス通信でセンサー間を接続し、家庭やオフィスや工場でのオートメーション化(自動化)を図るというもので、これを支えるAptObject自身の技術力も含めて大きな可能性を秘めていた。
しかし当初は上手い使い方が見えず、IoTとは直接関係のない、政府や大企業のウェブサイト構築などでなんとか収入を得つつ、自社で様々なモジュールを開発し、技術とコストを抑えたモノづくりのノウハウ蓄積に励んだという。

徐々に活用方法が増えてきた
赤外線、温度、湿度、一酸化炭素、二酸化炭素、紫外線、ドア開閉などの各種センサーを搭載したモジュール、またそれをワイヤレス通信で集約するゲートウェイ(上写真の中央)などを開発していくうちにだんだん具体的な事例が増えてきたという。
例えば、マンションなどに赤外線センサー、温度センサー、一酸化炭素センサーを設置し、これをワイヤレス通信でつなぐことで、侵入者や火災、ガス異常などを検出できる警備システムを構築した。
また地下駐車場などでは、BLE(Bluetooth Low Energy)を使ったビーコン(電波による位置測定用信号)発信装置を設置し、ビーコンを顧客のスマートフォンで受信させ、自分が駐車場のどの位置に止めたか確認できるようにするシステムの構築などがある。

IoTらしい活用方法も
エンジニアたち曰く、IoTらしさが出た最近のお気に入りの案件は食品安全管理に関するもの。
ある案件では、温度センサーを付けた無線タグを食材の箱に付けることで、食材が保冷車で運ばれている間に基準の温度を上回っていないか常時チェックするシステムを構築した。これにより保冷車から積み降ろしをしている間の温度の上昇など、保冷車だけチェックしていてはわからない部分もチェックできるわけである。
また食品工場に出入りする職員にビーコン発信装置を持たせることで、何時、誰が、どの工程を担当したかを細かく記録し、追跡管理(トレーサビリティ)に役立てるという大型案件も手掛けた。

日本との協業求む!
エンジニアたち曰く、IoTは使い方やビジネスモデルが命、同業者だけではなく、ソフトウェア開発やコンサルティングの方など、色々な見方を持った人と交流することで、次の製品を一緒に産み出していきたいとのこと。
また「尖った」ものを作るためには、他人に頼らず自社で開発資金負担せざるを得ないことも多いだろう、そういった場合も、コストを抑えたハード開発の部分でも相談に乗れるのではないかという。是非アイデアを持った方ご一報いただきたい!

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AptObject Corporation
儒毅科技
台灣台北市松山區南京東路四段103號6F
6F, No.103, Nanjing East Road Section 4, Songshan District., Taipei City, Taiwan
※AptObject Corporation(儒毅科技)は、ものづくり応援サイト「台湾でモノづくり」参加企業です。以下より日本語にてお問い合わせいただくことができます。どうぞご利用ください。
http://mono.pangoo.jp/contact
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http://www.aptobject.com

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