2015/12/31

2016年5月31日、台湾で国際イノベーションプラットフォーム、「COMPUTEX InnoVEX」を開催

ベンチャー業界の趨勢に世界的な注目が集まるなか、アジア最大のIT見本市「COMPUTEX TAIPEI」は2016年、ベンチャーに特化したエリアである「InnoVEX」を新設すると正式発表した。国内外から多数のベンチャー企業や政府のインキュベーション関連機関、アクセラレーター、企業の新規事業部門などを招致する。「展示×ピッチコンテスト×フォーラム×ネットワーキング」の四つの活動を機軸として開催。世界中のベンチャーキャピタル(VC)やバイヤー、ICTの専門家やメディアの記者が直接交流するほか、企業側にとっては人材募集や資金集めの機会となる。産業の垣根を越えたコラボレーションを促進し、新たな提携やビジネスの創出につなげる。

InnoVEXはより多くの可能性を生み出す機会となる
 主催者の一つである台北市コンピュータ同業協会(Taipei Computer Association、TCA)はInnoVEXの魅力を高めることを目的に、3、4月に台湾で開催される国際ベンチャーキャピタル会議を共催する。世界的に有名なベンチャーキャピタリスト約200人が参加する見込みで、その後開催されるInnoVEXを一段と活性化させることにもつながるだろう。このほか、海外の提携機関・団体を通じてデンマーク、日本、シンガポール、韓国、香港、米国など各国のスタートアップが参加する見込みだ。海外からスタートアップがピッチコンテストに参加したり、VCがフォーラムに加わることでInnoVEXは国際的な色彩を強めるだろう。

TCAはInnoVEXの専門性のレベルを引き上げるため、フォーラムに「有名人の講演・対談」「成功を成し遂げたスタートアップ」「テーマ別のパネルディスカッション」「ファイアサイドチャット」の四つのコーナーを設ける。米シリコンバレーで成功した起業家、テクノロジー系の大企業、ユニコーンの創業者やCEO、メディア、著名投資家、シリコンバレーのアクセラレーターといった顔ぶれが公演や対談に参加するテーマ別ではIoT,ウェアラブル、バーチャルリアリティ(VR)、ドローン、コミュニティネットワーク、共有経済、共同消費、クラウドファンディング、メーカーの動向、及びVCの最新の関心事に焦点を当てる。スタートアップ関連の最新動向を反映した形で参加者が交流する機会を提供。技術の展示、製品発表、VCとの面談、チームの人材の募集や紹介、買主の推薦など幅広いマッチングの機会となる。

台北世界貿易センターの三館にInnoVEXの特別エリアを新設
 TCAはベンチャー企業の特性を鑑み、InnoVEXの展示開催期間を三日間(5月31日~6月2日)に限定すると表明している。スタートアップ関連の特性に合致する企業だけでなく、COMPUTEXに参加する企業の新規事業部門が同時に出展することもでき、登録は一つのエリアに限定されない。こうした通常と異なる形式はInnoVEXが今後、スタートアップが世界市場に進出するためのプラットフォームとなることを願っての措置だ。また国内外の投資家が、価値のあるスタートアップやベンチャー企業を探し出せるようにするためでもある。

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