2017/03/22

◆Computex2016レポート(2) 外国人バイヤー登録は3万8千人、買い付けのためのトレードショウ

Computexを訪れる外国人バイヤーの数は3万8千人。(2016年実績)世界177の国と地域から買い付けに訪れる。中国、アメリカ、日本、香港、韓国がトップ5の地域。それに、シンガポール、タイ、マレーシア、ドイツ、ロシアと続く。バイヤー登録を行ってComputexを訪れる日本人はおよそ3,000人。近年、国籍別では中国が日本やアメリを上回る数になっているが、上位3か国の人数は僅かな差である。

日本国内にはComputexのように3万人を超える外国人がバイヤーとして集まる展示会は恐らくないだろう。世界中からComputexを目指して、バイヤーが集まる文字通り「トレードショウ」なのである。ここで日本の展示会の様子をイメージしてみていただきたい。出展ブースを覗いてみると、そこで出展者と来場者が製品の「価格交渉」を真剣にやり取りしている様子が果たしてどれだけあるだろうか。

日本の展示会の場合、出展製品から読み取れる業界のトレンドを感じ、資料を集め、気になる製品はスマホで写真を撮り・・・。資料を会社に持ち帰って、内部で協議した後、後日連絡・・・。ほとんどの来場者はこんなふうに展示会を見て歩くのではないだろうか。

しかし、Computexは気になる製品はブースでスペックを確かめ、買い付けて帰る製品を探し、価格交渉を行い、必要であればその場でサンプル発注をしていく。このようにバイヤーはブースを回る。まさに文字通り「トレード・ショウ」なのである。

一方、海外からComputexに集まるバイヤーも真剣勝負であれば、Computexに出展する企業側も真剣勝負である。会期中、ブース内でどれだけの商談ができるか、またはどれだけ成約にまでつながるバイヤーとの接触ができるか、会期5日間はその年の業績を左右するまさに真剣勝負の場になるのである。

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◆Computex2017 & InnoVEX2017 開催概要
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*Computex2017とは製品調達及び海外におけるパートナー探しの展示会
*InnoVEX2017とはベンチャーが集まる「ピッチ」と「技術出展」のイベント
主 催:台北市コンピュータ協会(TCA)、台湾対外貿易発展協会(Taitra)
会 期:Computex2017 5月30日 (火曜日)~6月3日(土曜日) 5日間
     InnoVEX2017 5月30日 (火曜日)~6月1日(木曜日) 3日間
時 間:午前9時半~午後6時まで (ただし、最終日は午後4時まで)
会 場:台北世界貿易センター (信義区3会場)、南港ホール(南港地区)
InnoVEX2017 世界貿易センター第3ホール(信義区) 
出展規模:Computex 1,602社、5,009小間(2016年実績)
InnoVEXベンチャー企業217社(2016年実績)
ピッチエントリー企業102社/ファイナリスト25社/優勝賞金100万ドル
来場者・海外から登録者177の国と地域から40,969人(2016年実績)
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http://www.computex.biz

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