2015/01/12

中国/捜狐暢遊の不振続く、売上13.0%減

捜狐暢遊はこのほど2014年第3四半期(7-9月)の財務報告書を発表した。同期間中の売上は1.808億ドルで、前期に比べて1.7%増加、前年同期に比べて1.3%減少した。親会社に帰属する純利益は332万ドルで、こちらも前期に比べて75.4%増加したが、前年同期に比べて95.4%の減少となった。純利益がマイナスになるのは4四半期連続で、同社の王滔CEO(最高経営責任者)は、財務報告書の発表に合わせて個人的な理由を原因に離職した。

易観智庫の分析によれば、ゲーム事業の比率が減少を続ける一方で、プラットフォーム事業の成長が著しい。今期の業績が振るわなかった原因は、「天龍八部」のゲーム難度を下げたために課金が減ったことや「神曲」「弾弾堂」が成熟期に突入し売上が減少していることが挙げられる。オンラインゲームの売上は全体の83%を占めるが徐々に減少しており、粗利率も前期より6%減少している。一方でインターネット付加価値サービスの売上は740万ドルで、前期より52%、前年同期より550%それぞれ増加したが、売上全体に占める割合は4%にすぎない。

今年に入って同社では5人の幹部が相次いで離職している。ゲーム事業の売上も不安定で、モバイルゲームへの転換も遅々として進んでいない。今年9月時点の市場シェアは5.61%にとどまっており、第3四半期にはクライアントゲームを9タイトルリリースしたが、このうち5タイトルは韓国製ゲームの代理運営だった。クライアントゲーム市場自体も縮小が続いている上、代理運営は同社が得とする分野ではないことから、今後も苦境が続くことが予想される。
141217 クララオンライン/アジアビジネスコンサルティング

※詳しくはこちらのURLから詳細な図表がご覧いただけます。

http://www.eguan.jp/2014/12/17/14q3souhusse.html

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