2014/12/02

◆Computex2015 日本からの出展企業を支援<5>

もっと積極的に海外へ、日本の中小企業・ベンチャー企業の「頑張り」に期待。日本からの出張企業は、いずれもアジアでのビジネス展開を狙う企業。中小企業やベンチャー企業が中心だ。またそれを支援する地方の自治体や業界団体が参加を取りまとめて出展するというケースが増えてきている。こうした企業向けにTCA東京事務所では、「出展ブースを効果的に活用して商談に繋ぐ方法」や「来場者との商談を進める上での注意点」、「ポスター・印刷物・展示会資料の作り方」、「通訳を有効に活用する方法」など事前の勉強会を行っている。(興味がある方はこちらからご覧ください。http://www.asia-net.biz/20-0.pdf)

海外に広い視野で眼を向け、自社の「強み」を徹底的に見極め、海外で通用する「強み」を見つけ出してそれを磨き、積極的にアプローチすることが大切。この「強み」が海外で本当に通用するかどうかを見極めるためにも、まずはビジネスの現場に飛び込んでいくことも大切なポイントのひとつだ。

COMPUTRENDの主催者は日本企業に対して、「ビジネスリスクにばかり目を向け、慎重になりすぎて行動を起こさない企業があまりにも多い」と嘆く。出展の取りまとめ役になった業界団体の責任者は、「日本にはまだまだ世界で通用する技術がある。もっともっと中小企業が持っている『キラリと光る技術』、『唯一無二のソリューション』を探し出して、台湾企業とのアライアンスの可能性を模索していきたい」とのコメント。彼は地域で産業振興に携わる担当者。COMPUTEXに出展する企業を地域で取りまとめ、技術力を持つ地域企業と海外企業とのビジネスの「橋渡し役」となっている。

また、ある企業の出展責任者は、「まずは動くこと、現場に赴くこと、リスクを恐れずチャレンジすること、この3つが大切」とコメントする。「石橋を叩いてばかりいてはその先にどんなビジネスチャンスがあるか見えてこない。まずは行動を起こすこと、『橋を渡ること』が重要だ」ともコメントする。

筆者の個人的なコメントであるが、「石橋を叩かずに一気に渡れ」とは言わない。企業にはそれぞれの事情があるだろう。しかし、ホン気で海外でのビジネスに取り組むなら、時には「叩きながらも一歩ずつ橋を渡っていく勇気」や「橋を渡りながら方向を修正していく柔軟性と行動力」、こうした姿勢も必要なのではないかと考える。石橋の先にビジネスチャンスを嗅ぎつけると、一気に川を「泳いで渡る」のが台湾企業や中国企業である。そんなスピード感に負けないためにも日本企業の「頑張り」に期待したい。

台湾側は日本の進んだアプリケーションやその応用事例を求めている。台湾が得意とするのは量産技術だが、ハードウエアの供給だけでは価格勝負となり、コストダウンと言う厳しい競争にさらされることになる。より付加価値の高いアプリケーションやソリューションの事例を求めて、日本企業とアライアンスを組みたいと考えている台湾企業が多い。COMPUTRENDの主催者も「台湾人の親日性はご承知の通り。ぜひ、日本の技術をCOMPUTEXに持ち込んでアジアでのビジネス展開のきっかけ作りにして欲しい」と日本企業にエールを送る。


■Computex2015■ 会期:2015年6月2日(火)~6月6日(土)
 会場:台北世界貿易センター(信義区3会場)、南港ホール(南港地区)
 出展規模:1,710社、5,069小間 (2014年/実績)
 海外からのバイヤー登録者 166の国と地域から3万8,662人、来場者数13万人

■Computex2015開催概要 
 http://www.tcatokyo.com/
 http://www.tcatokyo.com/COMPUTEX2015-1.pdf

■Computex2015現地視察/事前登録について
 http://www.tcatokyo.com/Computex02.html

■Computex2015出展企業/募集要項
 http://www.tcatokyo.com/Computex03.html

■Computex関連ニュース
 http://www.tcatokyo.com/news.html

http://www.tcatokyo.com/news140828.html

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