2014/09/16

好調な中国勢がリードする世界のスマートフォン市場

世界のスマートフォン出荷は2014年第2四半期、2億9, 530万台と四半期の出荷台数で過去最高を更新し、伸び率は対前年同期比23.1%であった - IDCの先月29日付のプレスリリース。

最近のスマートフォン市場動向の大きな特徴の一つは、世界市場で中心的な地位を占めつつある中国市場において中国企業(中国の地場企業)が出荷台数と市場シェアを極めて速いスピードで拡大し続け、結果としてこれら中国企業の世界市場シェアも拡大していることであろう。

前掲IDCプレスリリースで示されたデータによると、サムスン電子の世界出荷台数は今年第2四半期、7, 430万台、対前年同期比3.9%減で、市場シェアは昨年同期の32.3%から25.2%へと約7ポイントダウン。アップルのiPhoneの世界市場シェアも昨年第2四半期の13.0%から今年第2四半期の11.9%に微減。

一方で、例えば、中国の華為技術やレノボに代表されるような中国企業のスマートフォン出荷台数は、中国市場での強みを活かし、市場全体の伸びをはるかに上回るペースで伸びており、今年第2四半期の世界市場でのシェアも華為技術が6.9%、レノボが5.4%と拡大傾向を維持している。中国企業については、中興通訊(ZTE)、小米、宇龍計算機通信科技(クールパッド)、TCLなども躍進しており、情報通信端末の世界においても「中国の時代」到来の感がある。

なお、中国勢の躍進の背景には、台湾のMediaTekのような半導体ソリューションプロバイダーの存在があることを付記しておきたい。

140812 浦上アジア経営研修所/代表 浦上 清

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