2014/09/19

中古車ネット取引 上半期の中国市場は20.6万台に急増

中国の「2014年中国中古車ネット販売市場研究報告」によれば、2014年上半期(1-6月)の中古車のネット販売台数は20.6万台で、前年同期の7.4万台から大きく増加した。国内の中古車市場の取引台数は500万台を超えているが、ネット上での販売はまだわずかにとどまっている。

易観智庫の分析によれば、中国の中古車ネット販売業者には、情報サービス型、ToC取引サービス型、ToB取引サービス型の3種類がある。このうち情報サービス型は、中古車に関するデータを取扱うだけで実際の売買には関わっていない。ToCサービス型の業者は地域の消費者を対象に中古車の小売りを手掛ける。一方のToBサービス型は中古車を売りたい人と中古車販売店をつなぐ役割を担っており、中古車の現物オークション型とオンラインオークション型に分けられる。

オンラインオークション型は先進的な取引モデルとして注目を集めており、各地にいる査定担当者が車を売りたいオーナーの元に行って、その場で車の状態を確認し査定するため売り主側のユーザー体験も良い。各地から集めた中古車情報をオンライン上の取引プラットフォームに掲載し、その情報を全国にいる販売業者がオンライン上で確認して競り落とすため、取引に際してオークション会場に車を運んだり、業者がオークション会場に出向く必要もない。そのためオンラインオークション型の中古車取引は、取扱い台数が多く、取引自体のスピードも早いことから、中古車取引市場の成長をけん引する原動力となっている。

またこれまでは中古車を売りたい人と買いたい人が全国に分散しており、車の輸送の手間や費用を理由にそれぞれの地域内でしか取引が進まなかった。しかし大都市で自動車の購入制限が始まると、購入制限がなく購買力の成長が著しい地方都市で中古車が多く出回るようになり、従来のような地域内での取引ではニーズを満たしきれなくなっていた。新たに誕生した中古車のネット販売業者は、内陸の地方都市から中古車を集め、沿岸部の大都市へと供給する新たな流通経路を作り上げており、今後は中古車取引の中核をなすと期待される。

140904 クララオンライン/アジアビジネスコンサルティング

※詳しくはこちらのURLから詳細な図表がご覧いただけます。

http://www.eguan.jp/2014/09/04/ocecse.html

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