2014/06/04

タブレットPC 販売500万台突破も成長に陰り

中国の「2014年第1四半期(1-3月)中国タブレットPC市場監測報告」によれば、同期間中のタブレットPCの合計販売台数は502.9万台で、前期に比べて14.1%の減少となったが、前年同期比では48%増加した。

易観智庫の分析によると、今期の伸び幅が減少したのは季節的な理由が大きいようだ。Appleのタブレット製品は中国市場で現在最も人気があるが、第1四半期はオフシーズンのために販売台数が大きく減少した。また春節(旧正月)より前に高額な買い物をする人が多いことや、新製品の発売が少なかったことも、販売台数の伸び悩みにつながったとみている。

中国のタブレットPC市場はすでに飽和状態にある。スマートフォンと違って家族と共用する場合が多く、買い替えの周期もスマートフォンより長い。さらに、スマートフォンの画面が大型化しており、タブレットPCの代替としての役割を十分担えるようになったことも指摘される。しかもタブレットPCは余暇の娯楽目的のツールであり、オフィスや学校におけるユーザーのニーズを満たせてはいない。将来、仕事の場面でノートPCの代わりに用いるならばWindowsを搭載したタブレットPCのニーズが増えると考えられるが、現時点ではコストが高くなかなか一般に普及していない状況だ。

140527 クララオンライン/クララビジネスコンサルティング

※下記のURLから詳しい図表がご覧いただけます。

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