2014/05/10

日中関係を考える視点: 国家主権を超えたところに東アジアの市民の空間を■コラム■

 日本の政治家が東アジアを主体的に考える日はまだ来ていない。大東亜戦争時代の認識の誤りは21世紀初頭の今日においても日本の政治家には認識されていない。

 日中の政治的国家間に存在する戦争責任にかかわる責任の殆どすべてが日本政府の側にある。加えて、現在の政治家の認識がいまだに大東亜戦争時代の誤った認識の水準にあるだけに、足元の日中の政治的な関係の打開はほぼ不可能だと言ってよい。

 不幸中の幸いは、政治家だけが発言し、ほかの人はただそれを聞いているという時代は、既に私たちの背後にあるということである。

 東アジアの企業は、それぞれの企業の本社が存在する国を超え、東アジアの地域空間における日常的な連携を強化し、国家主権を超えた市民の空間を追い求める活動を事業を通して模索すべきだ。

 政治的な国家を限りなく相対的な存在に追い込み、東アジア地域相互に国家主権などを超えた人間の生活空間を創出するべきである。


140421 浦上アジア経営研修所/代表 浦上 清

http://asiaitbiz.blog20.fc2.com/blog-entry-1087.html

コメントを投稿