2014/04/24

■コラム■海外でも認められている日本人経営者(1)

ある大手企業の新入社員研修(グローバル系)のため、約2週間、クライアント内に駐在していました。

優秀な人材は、超一流企業に集まるものだと実感させられますね。と同時に、育った環境が左右しているなあ、、とも思いました。特に語学は、若い頃(高校・大学)に海外で苦労した人が、すでに、アドバンテージを持っているように思いました。先月末の講演で、日本的経営についてほんの少し触れました。反響がありましたので、今までの観点も踏まえて、今回と後日の2回で述べて行きます。

日本的経営が世界から着目されていた時代は、バブル崩壊とともに終焉を迎えたと言われています。しかし、私はそのようなことはないと思っています。失われた20年は、実は「忘れてしまった20年」と言えるのではないでしょうか。

稲盛和夫さんの哲学が、中国の企業で盛り上がっているようです。京セラの経営者の時から一貫して変わらない哲学があります。「敬天愛人」「利他」といった言葉で表され、実践をしてきた稲盛さんは、自社のみならず、社会的信用を得ていますね。そして彼の人徳もあり、難攻のJAL再建を任されました。

ぶれない経営哲学をもって、見事に業績向上を成し遂げたのは記憶に新しいことです。さらに、稲盛さんはいわゆる経営手法やテクニックで回復をさせたのではないのです。社員一人ひとりの気持ちに沿い、JALをどうすべきかを自責の意識で考えさせることに成功したのです。そういった稲盛さんの深くも簡潔な経営哲学が、中国の企業経営に活かされようとしています。

稲盛さんの凄いところは、東洋の思想や哲学を、実践の次元で捉え直し、多くの人に納得して動いてもらい、結果、社員が会社のために貢献しようとしていることだと思います。この一連の実績が、海を越えた訳ですね。

14/4/22 アジアで活躍できる人材の育成を目指すプロジェクト
中川直紀

http://glblbizp10.blogspot.jp/

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