2014/04/15

中国のモバイル向け電子書籍アプリ iReaderがシェア伸ばす

中国の2013年第4四半期(10-12月)の非通信キャリア系モバイル向け電子書籍アプリで、最もユーザー数が多かったのは「iReader」でシェアは全体の24.0%だった。2位は「QQ閲読」で14.5%、3位は「塔読文学」で9.6%と続いた。「91熊猫看書(パンダリーダー)」は9.5%で僅差の4位だった。またAndroid向けに限定しても、シェアの大勢は変わらないことが分かった。

「iReader」は引き続き市場シェアのトップを維持しており、膨大なユーザー数を武器に国内の300を超える出版社やアプリマーケットと良好な協力関係を構築している。さらに200社を超える携帯電話メーカーに電子書籍プラットフォームを提供しており、カバー率は95%に上る。今期は大規模なキャンペーンを行わなかったがユーザー数は増加の一途をたどっており、特に自社が所有する版権の管理を徹底し、海賊版の撲滅に努力していることがユーザーに良い印象を与えているようだ。

「QQ閲読」は騰訊が戦略を調整したことで今期はシェアを伸ばした。QQ空間手機版の電子書籍機能をリリースして以来、毎日25万もの閲覧数があるという。また微信も電子書籍機能を用意しており、創世中文網や雲起書院などとコンテンツ提供に関する戦略的パートナーシップを結んでいる。

易観智庫の分析では、電子書籍アプリはユーザー数が増えるにつれ企業の注目度も高まっている。モバイル端末向け電子書籍アプリはユーザーを獲得するために、豊富なコンテンツリソースとブランドイメージの確立、運営能力の強化、アプリへ誘導するチャネルの発掘など様々な方面で努力が必要で、騰訊、百度、盛大文学、網易といった大手は市場の動向に合わせて戦略の調整を進めている。

140404 クララオンライン/ビジネスコンサルティング

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