2014/02/04

2012-2014年 モバイルブラウザ市場勢力図

2013年の中国モバイルブラウザ市場について独自の分析による市場勢力図を発表した。図の縦軸は各社の総合的なビジネス実行能力、横軸は各社のイノベーション能力として、モバイルブラウザを運営する主要な9社について分析した。

易観の分析によれば、中国のモバイルブラウザ市場は産業の発展周期から見ると成熟期に差し掛かっているようだ。この時期はユーザー数と商業化能力の差が市場における企業の実力を表しており、各社ともスマートフォンでの利用拡大を狙っている。

モバイルブラウザ市場の先駆的なブランドとしては、手機QQ瀏覧器、UC瀏覧器、百度手機瀏覧器が挙げられる。インターネットサービス大手が提供していることから、ユーザー数も多く、大きな市場シェアを握っている。実用主義に分類される欧明瀏覧器や360瀏覧器は、技術的な強みを武器に市場での存在感を強めている。特に360瀏覧器は、モバイル向けポータルサイトの「360手機助手」やモバイル向けセキュリティソフト「360手機衛士」をきっかけに利用する人が増えており、今後もユーザー拡大が見込めそうだ。

また創造的とされる海豚瀏覧器や猟豹瀏覧器は、製品や技術開発に多大な投資を行っているのが特徴で、ビジネスモデルやサービスレベルについても独特の強みを持つが、市場では十分な結果が出せていない状況だ。一方で補完的な立場にいるのは傲遊瀏覧器やGO瀏覧器で、いずれもパソコンでのブランド知名度を武器にユーザーを集めている。なかでもGO瀏覧器は、親会社の久邦数碼が2013年10月の米株式市場上場で8000万ドルの資金調達に成功しており、今後の動向が注目されている。

140128 クララオンライン/アジアビジネスコンサルティング

http://www.eguan.jp/2014/01/28/12-14mobilebrowser.html

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