2014/01/31

■コラム■【日曜コラム】「春節」特集1 春節前後の中国出張は要注意

新年快楽! あけましておめでとうございます。
2014年の「春節」は1月31日。旧暦でお正月を祝う中国では「春節」が1年の始まりです。今年も皆さんにとってすばらしい1年になりますように・・。今年もよろしくお願いします。

1月30日が「除夕」(大晦日)、各地で爆竹が鳴り響き、花火が夜空を彩り、商店街も伝統市場でも赤い正月飾りが華やかな雰囲気を盛り上げます。「徐夕」から「春節」を跨いで1週間ほどが正月休暇です。荷物をたくさん抱えて満員の帰省列車に乗り組む風景は日本でもテレビのニュース番組で報道されるこの時期の風物詩になりつつあります。
では、カレンダーの1月1日はどうかと言うと・・・。新暦でお正月を祝う日本のような特別や雰囲気はありません。中国でも1日は祝日になり仕事は休みになりますが、その前後も含めて通常通りの仕事です。旧暦の正月である「春節」を盛大に祝うのが華人圏の習慣なのです。

さて、「春節」のもうひとつの側面・・・。それは「春節」のこの時期は「転職」の季節でもあります。一般的に中国では年末から1月にかけて人事評価があります。個人の査定があり、面接があり、ボーナスの金額や翌年の目標が決まります。
ボーナスを受け取ると「忘年会」のシーズンに入ります。つまり、2014年が明けて「春節」の1月31日にまでは「忘年会」のシーズンが続いているわけです。そして、「忘年会」を前後してボーナスを受け取って、「忘年会」を終えてから「辞表」を出すという社員もいます。「春節」を機に会社を辞め、心機一転、正月休暇後は新しい職場に出社するというパターンです。

「正月休暇後、担当者が換わって」、「窓口だった人が会社を辞めてしまった」というケースもあります。しらずに中国出張を入れると、現地に行ってみて「担当者がいない」、「換わった担当者が前任者から業務を引き継いでいない」といったケースもあります。大きなプロジェクトの最終決定はできればこの時期を避けたほうが無難かもしれません。「重要案件の決定は旧正月明け」、「この時期の出張はできる限り控えている」という人もいます。
「春節」は人が動く季節です。この時期は一年でも最も転職が多い季節なのです。くれぐれも要注意。皆さんの取り引き先の担当者は大丈夫?

日曜コラム担当 ASIA-NET 吉村章

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