2014/01/07

■コラム■アジアの時代の中国ビジネス-ビジネス環境の変化と日本企業の対応-

新しいグローバリゼーションの中核を占めるアジアでの事業活動により企業成長の重要な部分が生み出されなければならない時代に入り、世界の企業はアジア事業の抜本的な強化を目指し経営資源を投入している。そして、世界の企業のアジア事業における戦略的なターゲットは言うまでもなく中国事業、とりわけ中国市場での販売・サービス事業だ。

筆者は今秋、「アジアの時代の中国ビジネス―ビジネス環境の変化と日本企業の対応―」と題する論文を執筆し、東レ経営研究所の情報誌、『経営センサー』No. 157、2013年11月に掲載していただいた。

本論文の要旨は次の通りである。
(1) グローバル化の中でアジアが中核をなすアジアの時代に中国が世界の企業の戦略ターゲットになっており、日本企業も対中国直接投資を増やしている。
(2) 在中国日系企業・米系企業の最近の実態調査によれば、人件費も含めたコストの上昇が経営上の問題点のトップに挙げられている。また、人的資源の制約も深刻な問題であり、日系企業・米系企業はさまざまな対応策を講じている。
(3) 中国市場は、タブレットPCとスマートフォンの事例を踏まえてみると、世界市場で中心的な位置を占めつつあり、中国市場での販売は重要な意味を持つ。
(4) アジア事業の全体像を踏まえた上で中国事業の位置づけを明確にし、貿易・投資戦略を打つことが大切である。
(5) 企業は、中国社会が直面している課題にイノベーションで応え、中国との共同プロジェクトなどを通じて新しいビジネスを生み出すことができると同時に、中国社会の変革に寄与できる。

なお、拙稿に関心がおありのかたは、東レ経営研究所のウェブサイトの『経営センサー』2013年11月号[目次][要点]にアクセスし、「詳細」をクリックすれば全文をダウンロードできる。

140108 浦上アジア経営研修所/浦上清

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