2014/01/19

■コラム■【日曜コラム】「没有問題」(問題ない)と言う中国人は本当に問題ないか?

「没有問題(メイヨウウェンティ)と中国人はよく言う・・・」、「没有問題(問題ない)と言うが本当に問題ないのか心配・・・」、こんなふうに思っている方、いらっしゃるのではないでしょうか?

個人的見解から入りますが、ご了承ください。結論から言いうと、「没有問題」(メイヨウウェンティ)と口癖のように言う中国人は、どこか必ず「問題あり」と考えていたほうがよさそうです。たぶん「やはりそうか・・・」と思う方も少なくないのではないでしょうか?

「没有問題」(メイヨウウェンティ)を連発する中国人は「有問題」(ヨウウェンティ)、つまり「問題あり」と心得ておいたほうがよさそうです。

中国ビジネスに関わった経験のある方なら頻繁に耳にする言葉が「没有問題」(メイヨウウェンティ)という言葉です。「没有問題」を連発する中国人は、「本当に大丈夫?」とちょっと疑ってかかったほうがよさそうです。決して中国人の悪口を言うつもりはありませんが、結局は自分に降りかかってくる「火の粉」です。自己防衛のためにも「没有問題」には注意が必要です。

「本当に問題はないのか?」
「本人が気づいていないだけなのではないか?」
「本当に問題を見つけ出そうとしているか?」
彼らの「没有問題」をそのまま受け入れないほうがよさそうです。

もちろん最初から意図的に問題を隠そうとしているわけではないでしょう。実際に本当に何も問題が起きないケースもあります。しかし、どうやら問題を問題と認識するタイミングや深刻差の度合いが日本人の感覚とは違うようです。仮に問題があっても「まだまだ大丈夫」、「それほど深刻な問題ではない」と考えるのでしょう。

さらに彼らは「報告」「連絡」「相談」(ホウ・レン・ソウ)をあまり頻繁に行わないことも中国人の特長のひとつです。仮に問題があったにしてもそれが伝わってきません。日本人同士であれば「あたりまえ」であることが期待できないのです。ホウ・レン・ソウとは、「連絡は結果だけ」「相談は必要に応じて」「報告は事後報告でいい」と考えるのです。

結果的に「問題ない」と言っていたはずの中国人から、ある日突然「問題」を打ち明けられて、「こんなはずじゃなかった・・・」ということになります。「問題あるのならもっと早く言ってよ」と思っても後の祭りです。場合によっては「騙された」「裏切られた」と感じてしまうこともあるでしょう。

しかし、彼らは決して意図的に問題を隠そうとしているわけでも、最初から日本人を騙そうと思っているわけでもないのです。繰り返しになりますが、「連絡は結果だけ」「相談は必要に応じて」「報告は事後報告でいい」と考えるのです。

つまり、「問題ない」と言う中国人に対しては「本当に問題はないか」、「もし、問題が起こるとすればどんな問題が考えられるのか」、少しだけ先回りして日本側から働きかけることが必要です。残念ながら待っているだけではこちらが要求する答えは期待できないことが多いことも事実です。

「問題ない」という中国人は「問題あり」と考えておいたほうが無難。長年中国ビジネスに携わってきて自分自身を戒めるためにも自分にそう言い聞かせています。

日曜コラム担当 ASIA-NET 吉村 章


※たくさんの方から問い合わせをいただいています「中国人に絶対送ってはいけない品物」は、こらちの バックナンバーはこちらからご覧いただけます。

http://www.ippc.biz/DetailComment.aspx?nid=1340

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