2013/12/24

モバイル決済の利用急増 前期比173%増

中国の「2013年第3四半期(7-9月)中国モバイル第三者決済市場季度監測」によれば、同期間中のショートメール決済を除いたモバイル決済サービスの取引規模は3343億元に達し、前期に比べ173.1%の大幅な伸びを示した。成長をけん引したのはモバイルインターネットを使った遠距離決済業務で、中でもアプリ内での決済やカードを使った決済が伸びている。易観智庫の発表。

モバイル決済サービス市場の発展はまだ初期段階にあるものの、サービス提供側の積極的な取り組みによって取引規模は増加の一途をたどっている。今年第3四半期は、百度や新浪といったITサービス大手が続々とモバイル決済サービスの提供をスタートした。支付宝の携帯電話向け決済サービス「手機銭包」や微信を使った決済サービスは、いずれもプラットフォームを開放しており、今後は個人向け金融サービスの窓口的役割を担うことが期待される。

また今年第3四半期の取引高からみた市場シェアは、支付宝、拉卡拉、財付通が依然としてトップ3を維持しており、シェアはそれぞれ64.4%、24.2%、4.1%とトップ3が市場の92.7%を占める状況が続いている。

(131210 クララオンライン/アジアビジネスコンサルティング)


支付宝と拉卡拉は個人ユーザーが携帯端末から利用することが多く、なかでもクレジットカードの支払いや銀行間の資金移動は手数料が安いこともありよく利用されているようだ。両サービスとも現在は中小規模の店舗を中心に加盟店獲得を強化しており、特に拉卡拉は招商銀行や中信銀行といった複数の金融機関や通信キャリアと提携してキャンペーンを展開することで携帯電話に取り付けて使う専用の小型カード決済端末の普及に努めている。また財付通は微信決済の市場を獲得することに注力しており、優酷、拉手、美団、当当といった多くのITサービスと提携している。

http://www.clara.jp/consulting/report/index.htm#eguan_report

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