2013/12/16

中国のタクシー配車アプリ 大都市中心に2000万人が利用

中国の「2013年第3四半期(7-9月)中国タクシー配車アプリ市場監測報告」によれば、中国の累計ユーザー数は約2000万人に達し、ユーザー数からみた市場シェアは「快的打車」、「嘀嘀打車」、「揺揺招車」がそれぞれ41.8%、39.2%、9.0%でトップ3が市場の約90%を占めた。易観智庫からの発表。

各アプリの対応都市数は、「快的打車」が31都市、「嘀嘀打車」が15都市、「揺揺招車」が4都市だった。易観智庫の分析によれば、「快的打車」と「嘀嘀打車」の利用が多いのは、北京、上海、広東、浙江、江蘇で、「快的打車」は北京を除いた地域での利用が多く、逆に「嘀嘀打車」は北京での利用が多い。

また今年第3四半期の累計利用時間は、「快的打車」が36.23万時間、「嘀嘀打車」は31.08万時間で3位以下を大きく引き離した。

タクシー配車アプリはすでに一定のユーザー規模を持つまでになったが、タクシー業界は当局の政策に左右されやすく、配車アプリがある日突然利用禁止になる可能性は否定できない。さらにアプリの同質化は深刻で、ポイントによる会員ランクを設けて優待したり、ホテルや映画館などの異業種と提携してクーポンを発行するなどの試みが行われている。また「快的打車」は海外展開戦略を進めており、10月初めに香港でのサービス提供を発表したばかりだ。タクシー配車アプリはニーズも多く市場は大きく成長する可能性を秘めているが、まだ利益モデルが確立されておらず、今後の動向が注目される。

(131029 クララオンライン/アジアビジネスコンサルティング)

http://www.clara.jp/consulting/report/index.htm#eguan_report

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