2013/11/28

■コラム■中国人留学生: 有史以来最大の”帰国の潮流”

中国社会科学院が昨日行った中国人海外留学生に関する調査結果の報告に基づき、China Daily電子版(英文)が本日付で"More students back from abroad"という記事を書いた。

 中国社会科学院が昨日行った中国人海外留学生に関する調査結果の報告に基づき、China Daily電子版(英文)が本日付で"More students back from abroad"という記事を書いた。

 中国社会科学院のサーベイによると、中国人の海外留学生の帰国は有史以来の大きな流れを形成しており、今後5年以内に、海外留学で国外に出かける人の数より海外留学の経験を持つ人で帰国する人の数の方が上回るようになる見込みであるという。

 中国社会科学院は今年9月、中国人の海外留学生の動向に関する青書(蓝皮书、Blue book)、『中国留学発展報告(2013)』を発刊しているので、ご関心の向きは図書館などで報告書の概要などについてご覧いただければと思う。取り急ぎ、ここでは前掲青書の発刊に関する記事の一つを添付しておく。この記事によると、2012年において中国に帰国した中国人海外留学者の数は約27万3千人、対前年比46.6%増となり記録的な帰国者数になった。ちなみに、2009年の海外留学生帰国者数は約10万人であった。

 また、例えば目を米国に転じると、"Go East, young man."という言葉に表されるように、MBA取得者や若者世代の人たちがアジア、特に中国大陸の地に職を求めて移っているさまがビジネス誌や新聞などで報道されており、アジア熱・中国熱が高まっている。

 いろいろな言い方ができようが、いずれにせよ「職はアジアにあり」「職は中国にあり」ということがこうした新しい時代の背景にあると考えている。

コメント

浦上アジア経営研究所(浦上 清)
2013/12/4 下午 07:36:00
本文第2パラグラフの2行目から3行目にかけて誤った記述があり、訂正させていただきます。
       訂正前        訂正後
     今後5年間は -> 今後5年以内に

     上回る   ->   上回るようになる

浦上 清

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