2013/09/30

■コラム■薄田雅人の中国ビジネス最前線

わたしはこれまで、上海、雲南、北京、大連、丹東で春節のひとときを過ごしてきたが、今年は、久しぶりに農村(遼寧省内)に足を伸ばし、忘れ難い経験をすることができた。

ホスト側家族とその親類縁者、近所の皆さんを饗(もてな)すため、豚を一頭買ったのである。

わたしは、十数年前にも、とある寒村を訪ねた際、お土産として羊を一匹買い、皆さんとともに舌鼓を打ったことがある。その時に頂いた羊湯(羊肉スープ)が大変美味しく、今でも思い出せるほど強い印象を受けた。そのときから、いつか機会があれば、ぜひ豚を頂いてみたいと、心密かな願いを抱いていたのだ。

春節は中国最大のお祝いであり、この日を祝うことは、家族の団結、親族の親睦の象徴である。わたしはかなり長い間この祝祭に出ていなかったので、50人近く集まる宴席に何か顔の立つものを持って行く必要があった。

そういう実際的なニーズと、わたしの密かな願望が、今回見事に合致したのである。わたしは3,000元也をすぐに支払い、300斤の豚を手に入れたのである。(とはいえ、都市化と交通インフラの整備が急速に進む当代中国でのことである。実際には、よりによって大晦日の午後に豚を一頭購うということは、わたしが思うほど容易な事ではなかったようだ。マイナス20度を下回るほどの極寒の中、わたしの身勝手な思いを満たすため、屈強な農家の若者が、往復6時間もかけて、奥地の農家から豚を運んできてくれた。小雪舞う、すでにとっぷりと日が暮れた後のことであった)

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http://ameblo.jp/masatosusukida/

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