2014/04/14

◆COMPUTEXに出展する日本企業<4>NECは大量のデータを効率よく転送する「ExpEther」を出展

日本の大手企業もCOMPUTRENDにブースを構えている。製品を売り込むためではなく、「技術力」を売り込むための出展である。
 「ExpEther」(エクスプレスイーサ)とは、システム拡張や性能向上の際に、サーバ・ワークステーションなどの本体を追加するのではなく、必要なコンピュータ資源(CPU・HDD・グラフィックボード(GPU)など)のみを追加することができる最新技術。イーサネットでの通信に比べて、大量のデータを効率よく転送でき、高速処理が可能となり、データ量の増加に応じて、効率的なシステム拡張やデータ転送の高速化が図れる。

今回のCOMPUTRENDではNECブースは「ExpEther」(エクスプレスイーサ)とは別にもうひとつの製品を出展していた。それは植物原料から作る「バイオプラスチック」という技術出展である。これはポリ乳酸を主成分として、安全な特有の添加剤を利用する独自の配合技術により、高度な難燃性(UL94規格1.6mmV-0, 2.0mm5VB)、強度等、電子機器用の優れた実用性を実現した。NECでは社内製品への適応比率を少しずつ拡大しているという。

担当者によると、「今回の出展は『ExpEther』(エクスプレスイーサ)がメインの出展製品だったが、『バイオプラスチック』の関心度が予想以上に高い。アジアではこの分野でもビジネスチャンスがありそうだ。手応えを感じる出展となった」とコメントしている。
NECでは環境に配慮したこの「バイオプラスチック」を今後は積極的にビジネス展開していきたいと考えている。バイオプラスチック部品の受託成形、バイオプラスチック部品の組み込み製品の企画支援、原料(ペレット)の販売対応など。COMPUTEXでの引き合いは次の戦略を考えるきっかけとなったようだ。


ASIA-NET 吉村

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